―愛彩―
第三章
私の愛し方は傲慢なものであったかもしれません。


『ただ傍にいることができればいい。』



触れ合うのが怖かったのです。



独りよがりな愛し方でした。



『献身的』だとは、物は言いよう。



貫くことでしか満たされない愛でした。
< 27 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop