私の似顔絵描いて
それは私の思い込みかと思っていた。


あの恐ろしい記憶――なぜ恐ろしいのかはワカラナイけれど――が私の精神を一部おかしくしてしまったんだと思った。


私は、夜になるたびに、押入れを開ける度に、あの気持ち悪い

あの…圧迫感に耐えながら、毎日を過ごしていた。


その気持ち悪い圧迫感は、いつのまにか、布団にもうつっていた。


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