Real進行形
キスはプリ機の中で
木曜日。
一般的にウチらの学年はこの日にカップルで帰る。
まぁウチと遊の場合は1週間のうちほとんどを一緒に帰ってたから、あんまり関係なかったけど。
それでも他のカップルと帰る機会があるこの日は、やっぱりちょっと特別な意識があった。
あのデート後、初めての木曜日。
この日も上里と彩夏と一緒にプリクラを撮りにきた。
2回目となると慣れたもので、時間をとることもなく二手にわかれる。
違うことと言えば、あのデート後初めてのプリクラ。ウチはまたキスをするのだろうか?と考えドキドキしていた。
お金を入れて、背景選択をする。
相手の行動が予測できない。
だから余計にドキドキが止まらなかった。
「背景、これでいぃ?」
「…なんでも良いんちゃう?」
ってことでパパッと選んでしまう。
そしてそっと遊の隣に腰掛けたがすぐ…
グィっと引き寄せられ、すっかり腕の中。
言葉なく…唇を合わせる。
一般的にウチらの学年はこの日にカップルで帰る。
まぁウチと遊の場合は1週間のうちほとんどを一緒に帰ってたから、あんまり関係なかったけど。
それでも他のカップルと帰る機会があるこの日は、やっぱりちょっと特別な意識があった。
あのデート後、初めての木曜日。
この日も上里と彩夏と一緒にプリクラを撮りにきた。
2回目となると慣れたもので、時間をとることもなく二手にわかれる。
違うことと言えば、あのデート後初めてのプリクラ。ウチはまたキスをするのだろうか?と考えドキドキしていた。
お金を入れて、背景選択をする。
相手の行動が予測できない。
だから余計にドキドキが止まらなかった。
「背景、これでいぃ?」
「…なんでも良いんちゃう?」
ってことでパパッと選んでしまう。
そしてそっと遊の隣に腰掛けたがすぐ…
グィっと引き寄せられ、すっかり腕の中。
言葉なく…唇を合わせる。