ベイビーベイビーベイビー
 

 予測通りだったとはいえ、最後までそのメッセージを読んだ藤堂は、思わず

「おー!いいねえ!」

と口に出して喜んだ。


「女の子かぁ。可愛いだろうなぁ」

 そしてそれを想像するだけで、何やら暖かいものに体を包まれた気がした。


 皆川は先輩の時田の友人であるから、いつかの機会にその娘にも会える日がくる気がする。

 そう思うと、藤堂はとてもわくわくした。


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