明日も逢いたい

「ほら着いたぞ。」
タクシーから降りてエレベーターで上がっていく。ほろ酔い気分であたしは考えてた。
そーいえば隼人ってうちに入ったことナイのかな。


「どこ?ここ?鍵は?」


はい。と渡して開けてもらった。


「じゃあな。」


「えっ。帰っちゃうの?入ってー」


「ダメ。一人暮らしの家には上がれないから。」

「上がってってー。前に言ってたCD貸すから。」


「んーじゃちょっとだけ
お邪魔しまーす」


よしっ。
隼人が入ったし。
後は告白のみ?!


頑張れあたし!
< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop