夢(ほし)職人ムムとワガママな絵本



お星さまのおかげで道を見つけたちいさな食器。



また立ち上がって歩きだしました。



しばらく歩くとだれかの泣き声が聞こえてきました。


「ひっく、ひっく」



道ばたで一人泣きじゃくっている子がいます。



「どうしたの?」

ちいさな食器はたずねました。



「わたしの頭のフタが取れなくて、泣いているの。子どもたちが楽しみにわたしの中身を待っているのに……」
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