貴方はあたしの主人様?

だからあたしの幸福まで逃げてくっつーの!

「つかせてる張本人は誰ですか?」

…すいません、あたしです。
山都さんはも一つため息をついたあと、こう続けた。

「さっきも言ったように、貴方には男になっていただきます。
性転換とか、そういうのを
しろと言っているのではありません。
男装だけで十分です。」

「…は」

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