貴方はあたしの主人様?
「…で、結局あたしは何をすれはいいんでしょうか?」
半ば諦めたようにあたしは言った。
何てったって、あたしの学校は今日から冬休み。
昨日ウハウハで寝て、明日から何しようか、
宿題はいつに終わらせて、
受験勉強もしながら友達とどう合間をぬって
遊ぼうかって色々計画立ててたのにさ…。
まあ、朝は最悪だし今は大菱の別荘にいるし?
諦めるほかないよなあ…。
「まあそれは無理になるでしょうが、
貴方には執事見習いとして、冬休みの間中ここに住み込みで
働いてもらうことになります。」