メトロノーム 【完】
少し視線を上げると、隼人くんの視線も地面に向けられていた。


「送ってくれてありがとう。今日すごい楽しかった。」

「いや・・俺も、楽しかったから・・・。」

「じゃ、行くね。ありがとう。」

「あ! あのさ。」

「ん?」

「また、会いたい。」

「え・・」




「俺と、付き合ってほしい。」
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