メトロノーム 【完】
高校卒業当日―・・・



胸についた花に少し緊張ながらの、卒業式も終わり

クラスメイトと号泣しながら最後のホームルームも終わった。

少し落ちたメイクのまま、隼人と話していると涼太が駆け寄ってくる。



「隼人!七海!おめでと!」

「お~、涼太お前もな!」


相変わらず元気な涼太に、隼人も笑顔になる。



「隼人に泣かされたら、俺んとこ来いよ。」

「何言ってんのよ、彼女いるくせに」



真剣な顔付きになる涼太に、ツッコミを入れたのは里菜。



「隼人から聞いてるよ~、涼太おめでとう!」


祝福の言葉をかけると、涼太は照れたように笑う。
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