人魚姫の涙~先生への想い~



悔しい気持ちと


先生を想う気持ちが



ごちゃごちゃしてる




好きだけど


好きだけじゃどうしようもないことって、あるんだね




毎日先生のこと考えていたって


先生がシアワセになれるわけじゃない


仕事が減って楽になれるわけじゃない



じゃあ何が出来るんだろう



先生の為に・・・








「ゆき~、合唱祭何歌うの?」



休み時間、私はゆきのところへ行く。


やっぱりゆきといるのが一番落ち着くんだ。




「何だろ・・・やたら明るい歌だったような・・・」


「え~??タイトル覚えてないの?」


「忘れちゃった!ごめんごめん」



ゆきはいつもどおりだ。


いつもみたいに・・・笑ってる。




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