青の微熱
と、その時・・・
ふっと体が動いた。

トビの長い腕が
私を引き寄せた。


見上げるとトビの
透き通るような琥珀の目があった


心臓がやばい!


その瞬間
トビの繊細で
でも、もうすっかり男だって
主張しているかのような指が
私の顎に触れ・・・

トビが少し膝を曲げるようにして
顔を近づけた。


トビの「青」が迫ってくる


そして
トビの唇が茶織の唇に重なった


優しく穏やかなキスだった


「ファーストキスもらった!」

トビは嬉しそうに飛びはねて
まるで子供のように
走っていってしまった。


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