※愛は送料無料♪〜Beautiful Love編〜

「あんたと配達だと生きた心地がしないわ」



「…すみません(´υ_υ`)」



あたしはしゅんとして
運転中の知佳サンに謝る。



列車との衝突事故は
知佳サンのおかげで何とか事なきを得た。



それから配達先に着くまでの車内は
延々と知佳サンの説教話に付き合わされてしまった。





「ありがとうございました〜。
またよろしくお願いしま〜す」



配達を終え路駐した車に戻ると



「ひゃあっ」



思わずすっとんきょうな声が出て
身体が硬直した。



「何? どうしたの?」



知佳サンが怪訝そうに眉をひそめる。



「あ…あれ…」



あたしはぷるぷると震える指先で
配達車の真ん前に縦列駐車してあったトラックを指した。



その側面には太陽が笑っているイラストと…





《すまいる急便》の文字が!





そういえばこの辺りも
蓮井サンの担当区域じゃなかったっけ?



たしか前に
車で対向車線を走ってた蓮井サンと
すれ違ったことあったよね?





・・・・・



ま…まさかね。



そんな偶然あるわけが…





「…あれ? 柴…田さん?」





嘘っ…



・・・ホントに?



こんなところで偶然会えるって





・・・アリ?





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