病室のドアを開けると大介君がいた。

大介君のベッドの脇に座る。

「母さんから聞いた?」

「・・・うん。」

「参っちゃうよね。」

大介君は笑っている。

その姿を見て切なくなる。

「うっうん。」

「大丈夫だよ。
俺頑張るから。」

大介君に頭を撫でられる。

思わず涙が出てくる。

「なんか・・・
これじゃどっちが病気なのか分かんないね。
・・・ごめんね。」

そんな私を大介君は笑顔で受け入れてくれた。
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