冬物語





教室の雰囲気が変わり、またザワザワとした教室。






「どこの高校行ってるの?」




その質問に、今通っている高校を書くと、





「どこそれー。笑」





【すごい田舎だよ おばあちゃんの家にいっしょに住んでるの】






「そうなんだー。すごいね、なんか。」



「うん。同学年とは思えないほどのしっかりさ!」




なんか変な感じ。





小学校のときは当たり前だったのかもしれないけど、中学校のときは全然しゃべらなかったから自分の周りに人がいることに違和感を感じていた。








「なんかさ、美咲のときもそうだけど、私らちゃんと見てなかったってことだよね。」




「うん。なんかごめんね。」







その言葉に、美咲って子もあたしも、微笑んだ。







やっぱり、美咲という子も高校で変わったんだね。




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