恋文
『そんな事しません』
あたしは、もう二度と昌春を信じて
疑わない───…
『昌春は、そんな酷い事しません。私は昔からの昌春を知っているから……よく、分かってます』
と、微笑み勝ち誇った顔をする香。
『へぇ?幼なじみって本当だったんだ…』
縁田は下を向いて怪しく笑い、
ダンッ……
と香を壁に押さえつけた──…
『なっ!?何す──…』
必死に抵抗する香…
しかし、男の力には勝てない。
そして、縁田は冷たく冷めた瞳で
『悪いけど俺、幼なじみって大嫌いなんだわ』
と言い放った。
『お……幼なじみが嫌いって、どういう意味ですか?』
怯えながらも聞く香