それは運命だから・・・
アラルブラ
「はあっはあっ・・・」
「麻葉さん大丈夫ですか?」
「俺、う・・運動オンチなんだ・・・はぁ」
「分りました。では・・・」

そう言うとレモンの胸から六角星の付いた玉が出てきた。
「・・・!?」
するとレモンはその玉に軽く口付けをした。

・・・ぱぁぁぁ!
黄色の光にレモンが包まれた。すると、真っ白い翼が生えてきた。

服装は、中世ヨーロッパの王族のような服をきている。

「さあ、麻葉さん。僕につかまってください」
「おう」

俺はレモンの胸元につかまった。
・・・なるほど・・・白鳥だ

レモンの胸元はとても暖かかった。
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