悪魔の館へようこそ



宗士side



「宗ちゃん!」


「宗士!」


絶対行くもんか。


「宗士が可愛いからって
今回だけは我が儘
通させないから。」


可愛くないし。

それに我が儘じゃない。


「よし、無理矢理は
嫌だったんだけど…。
仕方ないな。」


海斗に手を掴まれた後、
もう片方の手を
颯太に掴まれる。

…逃げないと。


「「あ゙っ!」」


二人の手を振り切り、
窓の外へ逃げる。

窓を出た所に
足を置けるぐらいの
スペースがあるが…。

バランス崩したら
危ないな。


「危ないから!
もう諦めるから!」


信じられるか。

中に入ったら
そのまま連れて行かれる。


.
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