かくれんぼ

いなくなった武史

里香が家についてから
約2時間が経った。

夕食を食べ終えた頃に

電話がなった

「はい。三谷です」
出たのは里香の母幸子だった

「あら。えっ、いいえ。そうですか。」

驚いた様子で話していた

「はい。すみません。では」

ガチャ―。
幸子は電話を切った。

「里香、今日武史君と遊んだ?」

「え?」

どうして?と言う顔で幸子を見た。

「武史君、まだ帰ってないんだって」
「なんで?」
幸子は少し困った顔をしたが
さぁ?と返した。
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