空の少女と海の少年


『第一の試練¨知恵の試練¨は一週間後に楽園で行う。試験の内容は……何にする?』

『うーん……戻ってからみんなで考えましょうか。』


試験内容を話し合っている
ユラとサラを4人は
唖然として見つめる

春はサラをツンツンとつついた


『ん?どうしたの春。』

「試験って……サラ達が決めるの?もっと伝統的なやつじゃないの?」

『試験の種類は100以上あるから、その中から選ぶのよ。大丈夫っ春のは超簡単にしてあげる!』


春の頭を撫でながら
サラはにこにこしている


何で受ける人が
今まで3人しかいないのに
試験はそんな沢山あるんだろう


と海斗と奈々は疑問に思ったが
実は神様が暇だからだったり


外を見るともう日が暮れて真っ暗だ
朝からずっと話を聞いていたから
みんなクタクタになっていた


『じゃあ試験内容は明日お知らせしますね。』

『春っまたねっ!』


海斗と春がジュエルに触れると2人の姿は消えた。


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