~天使はふたたび舞い降りる~
次の日の朝
奈楠が登校してから
目がさめた。

コーヒーを飲んでいたら
電話が鳴った。

「担任の田澤です。
お兄さんですか?」
慌てた様子の四季だった。

「あ~四季?」

「え・・四季って…はい・・・」

「お兄さんなんて
他人行儀だな~
俺、ヨッシーって呼んでたっしょ?」


「ヨッシー!?
いや~~また私ったら
大変失礼して・・・・・」

「楽しかったよ。
また会ってくれる?」

「え?私とですか?」

「うん。また会いたいな。」

動揺している四季の顔が
浮かぶ。

「携帯番号はここに
表示してる番号だね。」

「ええ・・・」

「じゃ、今日も会える?」

「6時くらいだったら~」

「それじゃ、大通りで~」

「あ・・・はい・・・」

「今日は酒なし?」

「もちろんです。」


電話を切って
思わず
やったーと叫んだ。


奈楠に書置きをした

  残業で遅くなるから
  先に寝てろ~
  おみやげ買ってくるから~


電話をするのは
少し気がひけた。


  ちょっとずるいな~

奈楠に罪悪感・・・・・
< 94 / 426 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop