日直当番
結局、教室に残ったのは私と男子3人に…進藤くん?


「進藤くんも小論文やり忘れたの?」


「僕がやり忘れるわけないじゃないですか。僕は放課後はよく学校で勉強しているんです」


「あ、そう」


言い方がなんとなく嫌味ったらしかったけど、そこは敢えて無視した。


早く小論文を終わらせて部活に行こう。




シャーペンを片手に20分。


書いたのはったた一行。


『私は携帯電話は持つべきではないと思う。』


…………………
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