日直当番
気づいたら1時間目の授業は終わっていた。
寝てた。
なのにノートはきっちり取ってある。
すげー自分。
「捺乃、さっき皆川くんと進藤くんと一緒に何喋ってたの?」
寝ぼけ眼に怪訝な顔をした由理の姿が映った。
「一体なんの話してたの?みんな見てたよ」
「えっうそマジで!?」
「あんな大きな声で喋ってたらそりゃ見るよ。で、なんなのよ。教えてみ」
「さーて次は生物だぁ。理科実験室だよねぇ。行こ行こー」
「話そらすな!ほら言ってみーな」
「別に大した話じゃないし」
「いいからほら言いなさい」
由理の手が「come come」と言っているので理科実験室に向かいながら彼女に昨日のことを話した。
寝てた。
なのにノートはきっちり取ってある。
すげー自分。
「捺乃、さっき皆川くんと進藤くんと一緒に何喋ってたの?」
寝ぼけ眼に怪訝な顔をした由理の姿が映った。
「一体なんの話してたの?みんな見てたよ」
「えっうそマジで!?」
「あんな大きな声で喋ってたらそりゃ見るよ。で、なんなのよ。教えてみ」
「さーて次は生物だぁ。理科実験室だよねぇ。行こ行こー」
「話そらすな!ほら言ってみーな」
「別に大した話じゃないし」
「いいからほら言いなさい」
由理の手が「come come」と言っているので理科実験室に向かいながら彼女に昨日のことを話した。