aiuta
「え?だれって・・・」


「あの人たちだよ。いまりほが


誘ってた人たち!」


「ああ、あれ?うちのともだち~!


誘ってもいいでしょ?」


いいって・・・


あたし、一人だけ浮くじゃん・・・


「え?何?あい、いやなの?


大丈夫だよ!みんな優しいし、


すぐ馴染めるって!」


嫌と言うか。


・・・そんな勝手なことしないでほしかった。


馴染めるわけないじゃん。


あんなヤンキーたちに!


だってあたし、


まじめと言われたくらいなのに・・・


あたしのことをまじめといったのは


もちろん、りほだ。


まじめなやつがヤンキーに


馴染めるというのか・・・??


自分でまじめといっておきながら


それはないと思うけどな・・・


あたしはちょっと不機嫌になった。


そして駅前のカラオケBOXについた。


ああ・・・やだ。


っていうか見たことあるだけで知らない人なんて・・・


一緒にいても楽しくない。


りほとあたしのほかの女の名前は


ひとりがゆきなでもうひとりがあやみ。


・・・ギャルだ。
< 5 / 65 >

この作品をシェア

pagetop