大好きな君へ最後の贈り物を
「えっと・・・この辺かな。」
「ん?」
「あっあった。」
ピーン〜ポーン〜♪
「はーい。」
「えっ!?ここなの?てかなぜ俺まで亜稀ちゃん家へ?」
「あっ琴音だけど亜稀?」「あっ琴音?今行く!」
「琴音っ俺の話聞いてる?」
「うん。オマケ付きで行くって言ったから。」
「お 俺オマケなの!?」「うん。そのほうが安くつくし(笑)」
「良かったね・・・安くついて。」
「ガチャ 琴音〜待ってたよ!」
「うん。オマケ付けてきたから。」
「えっ!?優君だよね!?」
「うん。俺。安くつくんだってよ。食べ物じゃなくて悪かったね。」
「いや、いいよ。さっ2人とも上がって上がって!」「お邪魔します。」
「お邪魔します。」
「先に上、上がってて。突き当たりが私の部屋だから。」
「了解。」
「ガチャ わー凄い。さすが、亜稀の部屋。大人っぽい、綺麗、マンガ多い。」
「うん。本当だね。」
「住めるよ。ここで」
「いや、亜稀ちゃん住んでるし、住めるだろ。」
「知ってます〜。そこまで馬鹿じゃあないし。」
「あっそうですか。」
「所でさ、優って亜稀のこと好きだよね〜」
「えっ!?何で?知って・・。」
「やっぱりね。」
「いつから知ってた?」
「紹介してくれた時から」「えっ?そんな前から?」「うん。」
「やっぱ琴音は分かるんだね。」
「そりゃ〜小学生からの付き合いだからね。(笑)」
「うん。琴音の好きな人分かるもん。俺」
「えっ?誰?」
「同クラの田辺」
「っう、いつから?」
「うーんと中2になってから」
「そっか。」
「お互い様。」
「うん。」
「ガチャ お菓子とジュース持ってきた。」
やった〜」
「マンガ読んでいいよ。」「あんさー俺どうすれば?」
「ゲームする?」
「いいよ。」
「じゃあ琴音はマンガでいい?」
「うん。」
「じゃあさ、Dsでマリカーしん?」
「オゥケー」
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