『私も歩けばイケメンにあたる♪』
「ひかり!
起きて!」
栞に肩を揺すられて、
私は、目を覚ました。
「夕飯だよ。
皆待ってるから、
食堂に行こう!」
はっとして、
窓に目をやると、
すっかり、暗くなっている。
しまった、
つい寝てしまった。
昼間、3時間ほど
範君とテニスをした後、
シャワーを浴びたら
だるくなって、
少しだけと思って、
横になったのがいけなかった。
「ごめん!」
私が、鏡を見ながら、
手ぐしで髪を整えていると、
栞は、
『先に行くね。』
と、行ってしまった。
大急ぎで
食堂へ行くと、
勢いよく
扉を開いた。
が、
中は、
真っ暗だ。
あれ?
場所間違えた?