『私も歩けばイケメンにあたる♪』

「俺は、

お前のことを、

使用人だなんて思ってない。」

抱きしめられたまま、
あいつの声が

神様からの啓示のように
頭の上に降ってくる。


「わかってる。

“姉”候補でしょ?」


あいつの体が、
ほんの少し振動したのが、
私の体に伝わってくる。


あ、動揺してる。

ほら、つっこまれたら、

“妹”じゃないって、
笑ってやれ。








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