『私も歩けばイケメンにあたる♪』

予想できないどころか、

天地がひっくり返っても、
ありえそうにない展開に、

私は瞬きも忘れて、

人形のように固まった。



なんて長いまつげなんだろう。



現実味が感じられず、
近づいてくるあいつの顔を、
妙に冷静に観察してしまう。


唇と唇が
まさに触れようとしたその瞬間、


私の頭の中に、


たくさんの声が


フラッシュバックして


教会の鐘のように


鳴り響いた。


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