『私も歩けばイケメンにあたる♪』
「でも、付き合うのは、
先になりそうだけどね。」
「え、どうして?」
「範君は、今はサッカー一筋にいきたいんだって。
だから、いろんな子から告られても、断ってるらしいよ。
後輩情報。」
そういや、栞は、範君の中学の先輩だっけ。
「将来の彼氏を育てるつもりで、
じっくりいくのもいいよね。
いいなぁ、年下の醍醐味!」
「栞には、心さんがいるでしょ?」
あきれたような私の声に、
栞は、くすりと笑った。
「もちろん!
私は、心さん一筋よ。
ね、いつか3対3で、トリプルデートしたいね!」
トリプルデートかぁ。
そうなったら、いいのにな。
青空の下、
無限の将来が広がって見える気がした。