HANABI/花/奈/美
「ありがと…そう言ってくれて嬉しいけど…今…恋愛はしたくないから…その言葉だけもらっとく…」
「なんでなん…ええやんか…オレの彼女になるとめっちゃ特典あるで」
「何があんのよ…だいたいそんなこと言う男って…どっか胡散臭いてか…チャラかったりすんのが定番じゃん」
「そりゃないやろ…せやなー…オレバンドやってん…やから花奈んために歌作って…花奈一人のためにライブやんで」
「で…」
それから1時間位…Kと話した。
こんなにいっぱい話して…笑ったの…いつ以来だろ…
そして…知らず知らずのうちに…それからほとんど毎日…夜とか昼とか夜中とか…
電話したり…メールしたりするようになっていた。