PRIDE<短編>
あ、出て来た!!
少し遠目で見ても
やっぱり見た目だけは
文句ナシ。
セレブ風?に言えば
グッドルッキングガイ…
アタシは急いで
会社へと戻る。
…振りをして
正面から歩いて来るグッドルッキングガ…
白崎に思いっきりぶつかった。
ドンッ
バシャッ
アタシの思惑通り
カップに入っていたコーヒーは
一滴残らず
白崎のスーツに吸収されていった。
『あ、すみません!!ごめんなさい!!アタシ、慌ててて!!どうしよう!』
焦ってみせる。
「んなもん持って走んなよ!!」
あれ?
普通にキレてんじゃん。
ネコかぶってナイじゃん。
笑って許してくれる予定だったのに。
まぁ、普通キレるよね。
アタシだったら
蹴り倒しちゃうもんね。
うん。
『ごめんなさい!!クリーニング代払います!!』
涙目になってみせるアタシ。
「もういいから、次から気をつけろよな!!」
そう言って白崎は去って行った。
よしよし。
予定外の展開でしたが
出会いは作りました。
白崎は
アタシになんか
気付いてないし。
ファーストコンタクト
成功いたしました♪