鬼畜な俺様執事


そんなある日。



「今日は我が社にとって、大変重要な会合です。

くれぐれも宜しくね」



いつもにも増して緊張している雅がいた。



それもそうだ。

今日の会合の相手は、日本企業、政権、日本経済を陰で牛耳っていると言っても過言ではない、まさに日本のドンだ。



なぜか今回、向こうからのご指名なわけだが。



俺たちは、約束の日本料亭に向かった。

< 253 / 385 >

この作品をシェア

pagetop