鬼畜な俺様執事


私のお父様の執事を思い浮かべながら、ニヤニヤしていた。



幸いにも、そんな挙動不審の私を誰も見咎めなかったようで、あっという間に放課後になった。



今日が、私の誕生日と知っている友人達には、前もって執事が来ることを伝えてある。



本当なら、みんなを招いて『執事御披露目パーティー』をしたかったけど。



今日1日は独り占めしたかったから、明日パーティーをすると伝えてある。

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