〈実話〉いつの日か…
『ウチの親が家電製品を買ってくれたみたい』


『マジかぁ。嬉しいな』


『ちょっと泣きそうになったし。引っ越しも手伝ってくれるみたい』


『そっか。助かるな。ドキドキするわ。初めて会うからなぁ』


そんな会話をして電話を切った。


初めてなんだよね。


ジャンボとは出会って一年も経ってないけど、もう何年も一緒にいるって感じ


だから親に会った事がないのも、ちょっと不思議かも…


私の新しいスタート


いろんな思いがある。


親にジャンボ。そしてカツの事…


波乱の始まりなんて事にならないといいんだけど…


私には何かしらあるからね。


でも、それは幸せの始まりにすぎなかった。


経験した事がないぐらいの幸せを感じられる


愛されるって何かを知る…


私が愛してる二人の子供…


それに続くジャンボへの愛…


< 170 / 213 >

この作品をシェア

pagetop