〈実話〉いつの日か…
1年の教室にタカとダイの姿。

マジで来ちゃったし…

『頑張って!』と言いダイは教室に入った

アヤとダイにユウカ。教室で待ってた。

『初めてじゃね?二人で話すの。』

『だね…』

話す事が見つからない

『愛弓ちゃんって彼氏おる?てか、おるよな~!』

『いるわけないじゃん!』

とっさに言ってしまった…

『タカ君は?』

少し黙って『おらんね。』

そんだけカッコイイから居てもおかしくないのにね

そんな話をして、その日は帰った。

ドキドキしてる自分…

アヤに『マジでヤバイ!』

って話しると、あの着信音…

一気に私をブルーにさす

もしもし?

今何処?
今アヤと公園で話してる
何時に帰って来る?

決めてないけど。

本当に二人だけ?男でもいるんじゃね?
居ないけど!それだけ?
今日会える?
今日は会わない。
なんで?俺、今から迎えに行くし!
はっ?いいし!今アヤといるって言ってんじゃん!

そう言って私は電話を切った…

マジで疲れる…

ホント限界…

『愛弓は大変だね。早く別れなよ…』

『うん…』

それしか言えない。

でも本当に早く言わなきゃ…

こんなの続けてらんない。

鳴り続けるカツからの電話を横目に私はアヤに言った。

『タカに告る前に別れる…』

< 56 / 213 >

この作品をシェア

pagetop