ただキミと一緒にいたかった
親につけてもらった
大事な名前・・・。
女みてぇ
って笑ってたけど
かっこいいなぁ。っておもった名前。
呼ぶことが…出来るんだよね?
あたしの目の前には、
キミの文字が並んでるんだよね?
あたしに、だよね?
美咲が、
あたしのことを覚えててくれた。
パソコンの画面を開いたときに
あんぐりと開いたままの口を気にもせず
ボーッと画面とにらめっこしてた。
「上山・・・美咲・・・」