ただキミと一緒にいたかった
──自分で言った後に
自分で
“一番大切”なことに気づいた。
あたしには…
「美咲を好き」という気持ちがある
美咲だってあたしを
嫌いなわけじゃない・・・
琴音さんには・・・
申し訳ないけれど・・
今美咲と付き合ってるのはあたしで
隣にいるのはあたしで
あたしにはまだ
人生があって命があって
「可能性」がある。
琴音さんに、対抗心を出してるわけじゃない。
それでも、今、美咲を支えられるのは
誰でもない“あたし”なんだ。
そう思ったから