ただキミと一緒にいたかった
メールを送り続けて2週間くらい経ったある日。
家に帰って
また、着てないだろうと
思いながらもメールボックスを開くと
たった1通
メールが届いてた。
美咲からだった
内容はひどく簡単なものだった。
「なあ、お前の夢って何?
今日、夜電話できそうだから
暇だったらかけて。」
たったそれだけだった。
でも、嬉しかった。
美咲が元気でいることに。
っというか
元気にしてるかどうかは分からないけど
ちゃんとメールを見ててくれてるんだ、
って思ったことと・・・
あたしという存在を忘れていなかったことに。
内容の、夢っていうのは
よく分からないけど、
今は
美咲が元気に過ごしてくれてればそれでいいかな。
夢なんて
考えたこともなかったなぁ。
美咲はあるのかな?夢が。