ただキミと一緒にいたかった
──時はすぎた。
それからというもの
あたしの心の中の時計はずっと止まったまま。
笑えない日々
何を楽しみに学校へいけばいいのか
何を楽しみに明日を生きればいいのか
恋が出来るようになる?
あたしはまだ美咲が好きだよ。
でも、
この好きじゃない。
「こんなの消えちゃえ。」
空を見上げて
呟いた声が
消えると同時に
曇り空からの雨が降って来た
頬がぬれているのは
雨が降っているから?
それとも、
泣いているから?