ただキミと一緒にいたかった
変体野郎はそのまま無言で落ちた
「あの・・
ありがとう。」
「おう。」
また沈黙が続くと思ったから
「俺のモノって?」
ってうったら
返事が来た瞬間
うぬぼれてた自分に
「死ね!!!!!!!!!!」
と1万回は連呼してやりたくなった
「あ、お前俺の背もたれだろ?
背もたれいなくなるとか、
超ダリーし」
───・・・
所詮背もたれ
たかが背もたれ
DIE!!!!!
と連呼したい気持ちは膨らんでたけど
それ以上に
それに反発しようと
啓吾の背もたれ宣言に
どこか嬉しかった。
あたしは
君の“特別”になれたかな?