ただキミと一緒にいたかった
とは言ってみたものの…
昼休みから、あの例の言葉が耳について離れなかった。
そして今に……
隠し事してるのが
一番嫌だから
今日正直に話してみようと思う・・・
啓吾も、隠し事するの嫌いって言ってたから…。
大丈夫だよね。
ちゃんと話してくれたし。
大丈夫。
さっそくメールを送った。
「信じてないわけじゃないからね。
不安になったから聞くだけだからね。
本当にあたしのこと好きだよね?
偽りじゃないよね?
啓吾がどんな人でも、
今の啓吾が、啓吾で
あたしのことを、
好きってことが嘘でなければ
それで十分
嘘じゃないよね・・?」
今日はもう既にパソコンを開いてたのか、
すぐに返事がかえってきた。
「嘘じゃねぇよ。
嫌いじゃねぇ。
好きだよ。
なんかあったか?
ごめんな、寂しい想いさせてた?
俺さ、最近辛いことばっかなんだよな
ごめんな
今日、部屋の窓
イラついたから割っちまった笑
風はいってきて、寒い笑」