ただキミと一緒にいたかった
「いーよ、別に。
ありがとな
だっはーー笑
でも、俺的には
咲希がお袋っていう存在より
咲希が彼女っていう存在のほうが
嬉しいんだけど笑
お袋がいーなら、
俺の母さんにでもなる?笑
俺は、咲希が彼女で
隣にいてくれるだけでいい。
それで十分だから。
無理して背伸びしなくていいよ。
お前馬鹿だから、
たくさんのこと出来ねぇだろ?笑
でも、ありがとな。
よろしく頼むぜ、母さん。笑」
お母さん…笑
自分で書いておいて、今更ながら
常識はずれな言葉を書いてるな~
と思いながらも
──あたしが支えたいと想った
隣にいてあげたいと思った
絶対に離れないと思った
君のそばにずっといよう
そう思った
いつのまにか「不安」は消えていたけど
また新しい「不安」が出来ることを
知るわけもなく、
返事をした