ただキミと一緒にいたかった
だから
咲希は失いたくない
ずっと一緒にいてくれねぇ?
啓吾から帰ってきた返事には
あたしが返事を待ってる間に考えてた
どうでもいいこととは裏腹に、
切ない内容だった。
──一緒にいるにきまってるじゃん・・
ってゆーか
いないわけないじゃん?!
お母さんいないなんて
辛かっただろうな・・
あたし、啓吾をめいいっぱい
支えてあげよう
支えてもらうけど
それ以上に支えてあげなきゃ。
そう思った。
──君には、
これ以上辛い思いをさせないように
絶対に離れていかないよ
ずっとそばにいる。