〇●ベリージャム●〇
「姫菜!!隠れてるの知ってんだからな。早く出てこいよ!!」
《ん?どっかで聞いたことがある声……》
「……稜哉?」
私の隣でひめが反応した。
《あぁそういうことね。》
要するに稜哉君は本能的にひめを迎えに来たってことか。
「稜哉君。ひめならここにいるよ。」
私は教卓から隠れるのを止めて立ち上がりひめを指差した。
ひめはちっちゃくなって体操座りをしていた。
「明日香ちゃんありがとな。」
稜哉君が優しく微笑みながらお礼を言ってくる。
その笑顔を見て信者の気持ちがなんとなくわかった。