〇●ベリージャム●〇
「………///わかった。ちゃんと考えるよ。じゃあね。」
そう言って私は走りながら雅人君から立ち去った。
「っあ。姫菜ちゃん!!」
後ろの雅人君が大声で私の名前を叫んだ。
「なにー?」
私も雅人君に負けないくらいの大声で返事を返した。
「俺ー。本当に姫菜ちゃんのこと好きだからー!!」
周りに人がいなくてよかった。
だって今私かなり顔赤いもん。
しかも雅人君は笑顔で言ってるし。
私は雅人君に手をふりかえしてすぐさま立ち去った。