✝恋人魚✝
『寒いのか?
…待たせて悪かった。』
これは俺の本心。
下心でやったんじゃなくて
清をこんなにしてしまった俺が
情けなかっただけだ。
「…光喜…?
光喜が濡れちゃうよ…??」
抱きしめられて恥ずかしいのか、
耳まで真っ赤にしてる清。
そんな清の声さえも
耳に入らない。
俺、自分を抑えられない。
あぁ…清が言う前に
俺の気持ちを話そうか…。
『清…俺さ…。』
「まって…。光喜…離して!!」
いきなり清が拒絶したので
俺はショックを隠せない顔を
したんだろうか。
その数秒後には
清が「違うの!!」と
誤解を解こうとしていた。
「ハナシ…聞いてくれる?」
『ぉう。』
それから清が
きちんと座り直し
話を始めた。
…待たせて悪かった。』
これは俺の本心。
下心でやったんじゃなくて
清をこんなにしてしまった俺が
情けなかっただけだ。
「…光喜…?
光喜が濡れちゃうよ…??」
抱きしめられて恥ずかしいのか、
耳まで真っ赤にしてる清。
そんな清の声さえも
耳に入らない。
俺、自分を抑えられない。
あぁ…清が言う前に
俺の気持ちを話そうか…。
『清…俺さ…。』
「まって…。光喜…離して!!」
いきなり清が拒絶したので
俺はショックを隠せない顔を
したんだろうか。
その数秒後には
清が「違うの!!」と
誤解を解こうとしていた。
「ハナシ…聞いてくれる?」
『ぉう。』
それから清が
きちんと座り直し
話を始めた。