恋愛法則
走ってきてくれた。


必死に探してくれた。



そんなことよりも、手を繋いでくれたことが一番嬉しくて


涙が出た。




「あーもう。帰っちゃったかと思って心配したじゃん」


水南君は私を抱きしめながらそー言う。




「なんで泣いてんだよ?」



「だって、手繋いでくれたから。ギュッってしてくれたから」



「は?そんなん手繋いでほしいって言えばいいじゃん」



「だって、恥ずかしいもん。なんでいきなり触らなくなっちゃったの?」



だって..........

そー言いながら水南君は話してくれた。
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