上等!!

アタシは難なくカツアゲをしてみせ美希の方を見ると、美希も涼しげな顔をしながら札を数枚片手に、

「姉御ー、お疲れーっす!!いくらっすか?」
「おう、…いち、にー、さん、しー…諭吉が四枚」
「やりますね、流石姉御!!アタシはー…諭吉が二枚に一葉が五枚、英世が六枚っした!!」
「ずいぶん細ぇなぁ、おい…」
「んぢゃ、買い物行きますかぁ!!」
「そだな」

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