上等!!

「ふぅん…あ、あいついーかも♪」

アタシが見付けた奴は、男のクセになよなよしていていかにも童貞くせぇ面した野郎。

「いーっすね♪あ、じゃあアタシはあいつにしやすね」
「いーぢゃん…いくぜ?」
「うす」


お互い違う奴をマークしてアタシ達はカツアゲする。

「わー、僕の財布っ…!!返せぇー!!」
「はっ、『2人はプリキュア』〜!?あはっ、童貞くせぇ面だと思ってたらよぅ、オタクかよ!!」
「わーん、僕のプリキュアたんの財布がぁー!!」
「じゃあな、センキュ…ってやっぱ中身しか興味ねぇから『プリキュアたん』の財布は返してやんよ!!ほらよ」
「良かった…」
「あばよ」

< 8 / 23 >

この作品をシェア

pagetop