スリーズ・キーノート

レイさんには聞く事ないかな……とは思っていたが、あった。母さんが最初の男と別れた後、一方的に好きになられた男は確か……レイさんと同級生だって。
順番は間違えてるけど、聞いても大丈夫か?

「……食べていいんだよ。」
「あ……頂きます。」
客間のでかいソファに座り、でかいテーブルを挟んで向き合うレイさんと僕。
客間には、観葉植物やらわけの解らない高そうなインテリアがあって、僕は緊張しそれが混ざって目が回りそうだ。
やっとジュースを一口飲む事が出来、心を落ち着かせてみた。

母さんとレイさんは、仲が悪いわけじゃない(と思う)から、話ぐらい、大丈夫、大丈夫。
レイさんがずっと何しに来たのか聞きたそうな顔をしている。早く……。

「僕、レイさんに聞きたい事があって。」
「何かな?」
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